以前この記事の中で、住所の自動補完機能について触れました。
正式には、住所のオートコンプリートという名前みたいです。実装方法に関して、公式ドキュメントの説明で十分という方はこちらのリンクへ!
※この機能は、標準の住所項目にしか使用できません。
実装方法
まずはじめに、重要なことをいいます。この住所のオートコンプリート機能は、Developer Edition(無料で使える環境)では使用できません。つまりDeveloper Editionを使って勉強している方は、使用することができないみたいです。
使用可能なエディション: Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、および Unlimited Edition。
https://help.salesforce.com/articleView?id=customize_maps_autocomplete.htm&type=5
自分も練習環境で設定しようと、必死に設定方法を調べていたのですがそもその使用ができないというオチでした。
ということで、使用可能なエディションを持っていない方は、使用できる環境を手に入れた時にまた確認してにきてください!
では早速、実装方法です。
公式ドキュメントでは、「設定」で「マップ」と検索すると書いていますが、これは嘘です。。。
ここは、「マップ」ではなく「地図」が正解でした。おそらく英語のドキュメントをそのまま翻訳したせいかこのようになっているみたいです。
「地図」と入力したら、「地図と場所の設定」を開きます。
設定画面が開いたら、「標準の住所項目でのオートコンプリートを有効化」にチェックを入れ保存します。設定はこれで完了です。
このように住所検索欄が出てくるので、場所を検索します。
場所を検索し、該当する住所を選択すると、
このように住所が補完されています!これは非常に便利ですね!
まだ、場所を検索して出てこない住所も多々ありますが、このように一つ一つ項目を移動して入力する手間がなくなるのは非常に効率的です。この機能は、現在は標準項目でした使えませんが、今後カスタム項目でも使えるよう期待しましょう!